なぜドレンが発生するのか?
大気中には水分が含まれていおり、その空気の水分が配管内で気体から液体に変化したものが、いわゆるドレンです。 このドレンには、不純物(サビ、埃など)が含まれており、空圧機器の故障を引き起こします。
■ドレンが発生するメカニズム
①エアーコンプレッサーが、大気から圧縮空気をつくります。
②圧縮空気は気圧が高いため、高温(180°程)になります。
③この圧縮空気が配管を通る過程で結露し、水滴すなわちドレンが発生します。
※大気には、水分が一定含まれています。 従って、大気を圧縮する以上、ドレンの発生は避けられません。
(例)温度20°・湿度65%の大気を、30馬力のコンプレッサで圧力7kgf/㎠約180°)まで圧縮し6時間運転したとすると、このエアーがすべて常温の20℃に戻った時には14ℓもの水分が生じることになります。
■このようにして発生したドレンは、圧縮空気と共に工場内の配管を通り
機械に流れることがあります。
このようにして、ドレンが原因となり工場のチョコ亭や
機械の故障に繋がるのです。
そこでWELLAIRは機械の直前に付けることで、それらを防ぐことができます。